令和八年度盂蘭盆施餓鬼法会

令和八年度盂蘭盆施餓鬼法会

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 8月8日、当山本堂にて盂蘭盆施餓鬼法会を厳修いたします。

檀信徒各家先祖代々の御霊や故人様の御霊を供養する施餓鬼法と言われる秘法を修して法会です。盂蘭盆と施餓鬼は経に曰く、釈尊の高弟阿難尊者は短命をまぬがれ、目連尊者は母の三悪趣から逃れることができたという由来があります。経木塔婆一体1000円にて、檀家さまや信者さまのご先祖様の霊を宗派を問わず廻向し供養いたします。

施餓鬼の由来は釈尊の時代にまで遡ります。ある日阿難尊者が、焔口(えんく)という餓鬼に出会い「3日後には命を落とす」と短命の苦を宣告されます。焔口によると、阿難尊者が唯一助かる方法は餓鬼道に落ちたもの達への施しだというのです。急いで阿難尊者は釈尊の元へ戻り、観世音菩薩の功徳力による施餓鬼の秘法を授かりました。その施餓鬼法によって短命を免れることができたというのが、この施餓鬼の始まりであります。

愚衲の好きな釈尊の金言に、「目に見えるものであれ、見えないものであれ、一切の生きとし生けるものはみな幸せであれ」(スッタニパータ、第一、蛇の章)というお言葉があります。盂蘭盆、施餓鬼もそういった仏教の「慈悲」という根本倫理に即した素晴らしい年中行事であると考えます。災害や争い、異常気象が続き目に見えないところで恐怖し苦しむ方々に思いを向けると胸を痛める毎日ではありますが、そういった方々を始めとする目に見えないありとあらゆる生命の幸せを祈ることが大きな功徳を生むと、私は信じています。皆様もご先祖さま、亡くなった方々の菩提を弔うと同時に苦しむ方々に思いを向け、手を差し伸べましょう。

南無十方仏 南無十方法 南無十方僧

南無大悲観世音菩薩

願以此功徳 普及於一切

我等與衆生 皆共成仏道

 

第50世金鷹山主 観賢 稽首